失敗しない格安スマホ、携帯乗換えのデータ移行まとめ

格安スマホへのデータ移行が「できるもの」と「できないもの」

格安スマホへのデータ移行が「できるもの」と「できないもの」

格安スマホ」という言葉もここ数年で聞き慣れたものになり、現在では、その数150社以上のあらゆるジャンルの業種が参入しています。 Y!mobile(ワイモバイル)などテレビCMでもお馴染みなものもありますね。 そこで、もし自分が格安スマホに乗り換えや、機種変更するという時に気になるのが、「データの移行」ではないでしょうか? 電話帳はもちろんの事ですが、写真・音楽、アプリも挙げられますね。 基本的に自分で処理しないとならなくなるのですが、そこにはデータの移行が「できるもの」と「できないもの」があることは知っておく必要があります。 そこでここからは、 そもそも格安スマホとは何なのか、また、データ移行が「できるもの」と「できないもの」はどのようなデータの事をいっているのか、分かりやすく簡潔にご説明させていただきます。

そもそも「格安スマホ」とは何なのか?

まず、「格安スマホ」について知らない方のために、分かりやすく表現すると、 「格安スマホとは格安SIMを使うスマホのこと」です。 一般的に、格安SIMと格安SIM対応スマホをセット販売されているものを格安スマホと呼びますが、別々に購入することもできます。 スマートフォンは通常であれば、ドコモ、au、Softbankのショップなりで購入するのですが、最近では大手スーパーでもスマホを購入することができます。 しかも、上記3大キャリアの半額以下という料金の安さから注目を集めています。 そこで、その「格安SIM」と「格安SIM対応スマホ」についてご説明いたします。

「格安SIM」とは

SIMカード

ドコモ、au、Softbankなどの携帯電話会社は、自社が所有している通信回線を使ってデータ通信を行いますが、自社では通信回線を持たずに携帯電話会社から通信回線を借りて、データ通信サービスを行っている事業者がいます。 その事業者のことを、一般的にMVNO(Mobile Virtual Network Operator「仮想移動体通信事業者」)と呼んでいます。 MVNOは、自社で通信回線を持たず、携帯キャリアから通信回線を借りて、独自にデータ通信サービスに付加価値を付け、割安な料金プランを設定してサービスを提供しています。 現在では前述の通り、プロバイダなどの通信事業者だけでなく、家電量販店、大手スーパーも参入しているのです。 そのMVNOが取り扱うSIMカードの事を「格安SIM」と呼んでいるのです。

「格安SIM対応スマホ」とは

格安SIM対応スマホとは、正式には「SIMフリースマホ」と呼ばれるものです。 SIMフリーは、SIMカードを自由に入れ替えできる状態のことを指し、ドコモやau、Softbankなどの携帯キャリアのSIMカードは勿論、MVNOが販売している格安SIMを利用できます。 SIMフリーにすることで、携帯キャリアのように高い通信料金を払う必要がなくなるので、より安いデータ通信プラン・通話プランを選べるようになります。 結論としては、MVNOでは、「格安SIMカード」に、携帯キャリアよりも割安な「SIMフリースマホ」をセットにして販売しており、 「格安SIM」+「SIMフリースマホ」=「格安スマホ」ということですね。 ここまでの説明で「格安スマホ」のシステムなどある程度ご理解していただいたところで、乗り換えや機種変更した時にデータの移行ができるのか疑問が出てくるのではないでしょうか。 そこで次の項から、格安スマホにデータの移行ができるものと、できないものをご説明させていただきます。

格安スマホにデータ移行ができるものとは?

データ移行

格安スマホへ乗り換えは勿論、機種変更の際に厄介なのがデータ移行の問題。 格安スマホを購入するにあたって、データや設定などきちんと移行できるのかということが良く分からず踏みとどまってしまう方も多いのではないでしょうか。 ですが、通常の携帯キャリアへ乗り換え・機種変更するのと格安スマホにするではさほど差が無いことは先に申しておきます。 格安スマホへデータ移行ができるものとして、

のデータ移行は可能になっています。 また、それを大きく分けると、新しい格安スマホを使い始める前に準備しておくものと、使い始めてからでも対応できるものとに分かれます。 ここからは、各項目に分けてやり方を項目のみ簡単にご紹介いたします。

格安スマホを使い始める前に準備しておくこと

電話帳

無料でできるものから有料のものまで複数あり、どれでも移行が可能になっています。

Gmail
iPhoneでもAndroidでも使えてメールアドレスも取得できるGmailを使うと簡単に電話帳を移行させることができます。
電話帳お預かりサービス
携帯キャリア(ドコモ、au、Softbank)でのサービスの一つで、電話帳を保存してくれるものがあります。 これは、電話帳の移行だけでなく、携帯電話の紛失・水没と言った万が一の際のためにも使われています。 ただし、サービスに加入していないと使えなので、事前に加入しているか確認しておきましょう。
microSDカード
やり方は簡単で、microSDカードを現在使っているスマホに挿入し電話帳アプリを開き、メニューからエクスポートを探して電話帳データをmicroSDカードにエクスポートします。 その後、格安スマホにmicroSDカードを挿入し電話帳データをインポートすれば完了です。
クラウドサービス
一般的には「Dropbox」や「Google Drive」などが該当し、データをネット上に保管しておけるサービスのことです。アクセスには、パスワードなどが必要なのでセキュリティ上の心配はありません。 このサービスを利用すれば、電話帳データをネット上に置いておき、新端末からアクセスして電話帳データを取り込むことが可能。また、クラウドサービスは、一定のデータ容量までなら使用料が無料できる魅力があります。
データ移行アプリ
現在では、データ移行専用のアプリを使う事も増え、特に「JSバックアップ」が有名ですね。 JSバックアップをダウンロードし、電話帳のQRコードを作ることで電話帳データを移行させられます。 iPhoneからAndroidに移行するときでもAndroidからiPhoneに移行するときでも使えるアプリで簡単に行える方法です。

写真・音楽

 写真・音楽のデータ移行は、前項の「microSDカード」を利用するのが最も便利です。 しかし、電話帳と比べるとデータ容量が膨大の量になります。何回かに分けて移行する必要がある場合がありますの   で注意しておきましょう。 移行前に現在のデータ容量を確認し、SDカードの容量から計算して、何回くらいで移行作業をする必要があるか認識しておきましょう。

LINE

最近では、LINEで友達や家族・恋人でグループ設定している人が非常に多く、「大事なトーク内容を残しておきたい」という方も多いでしょう。 基本的に、トーク、無料通話、スタンプの購入など、LINEの基本的な機能はどの端末でも問題なく使用でます。 乗り換え前と同じLINEのアカウントで利用するなら、購入した有料スタンプも引き継げます。 まずは今使っている端末で引継ぎの準備をします。 メールアドレスとパスワードを登録し、「設定」の2段階認証で「引継ぎ許可」を設定します。 保存したいトークを開き、Androidなら「トーク履歴をバックアップ」、iPhoneは「トーク履歴の送信」を選び、保存先を指定してデータを保管します。 次に、新端末にLINEをインストール・起動して、旧端末で設定したメールアドレス・パスワードでログインします。PINコードの入力と、電話番号認証を済ませれば引継ぎが完了します。

アプリ

アプリケーション

こちらは、アプリによって引継ぎ方法が細かい部分で違ってきますので、各アプリの引継ぎ方法の説明を参照してください。特にゲームアプリを引き継ぎしたい方も多いようですが、各アプリ共に「機種変コード」の発行をしているので、旧端末でコードを発行して、新端末にコードを入力すれば引継ぎしてくれると思います。

使い始めてからでも対応できるもの

SNS

現在、利用者が多い「Facebook」「Twitter」「Instagram」などについては、事前に移行の準備をしておく必要がありません。 新しく購入した格安スマホにSNSアプリをダウンロードして、旧端末で使っていたID・パスワードでログインするだけで通常通り使用することができます。 以上の様に、携帯キャリアのスマホから格安スマホへ乗り換えしても基本的な情報はデータ移行する事ができます。 やり方は携帯キャリアのスマホの乗り換え・機種変更と変わりなく、簡単に移行することができるのです。

格安スマホにデータ移行ができないものとは?

格安スマホの一番のメリットは、言うまでもなく月額料金の安さですよね。 しかし、格安スマホへ乗り換えるということは、これまで利用していた携帯キャリアとの契約を解約し、新しいMVNO業者と契約することになります。 そうすることで、前項でデータ移行できるものをご説明しましたが、できないものもあることは理解しておかなければなりません。ここでは、どのようなものが移行できなくなるのかご説明させていただきます。

キャリアメールが使えなくなる

携帯キャリアでは、「・・・@docomo.ne.jp、・・・@ezweb.ne.jp」のようなキャリアメールを利用していた方が多いのではないでしょうか。 しかし、格安スマホを提供しているMVNO業者のほとんどは、このようなメールアドレスを提供していません。 そのため、格安スマホでメールを使用したい場合は、基本的にフリーメールを利用することになります。 Androidスマホを使っていた方なら既にGoogleアカウントを所有しているかと思うのでそのままGmailが利用できます。また、Androidは初めてだという方も、PlayストアからアプリをダウンロードするためにはGoogleアカウントが必須なのでぜひ作っておきましょう。 格安スマホに変えるとキャリアメールは使えなくなってアドレスも変わってしまいますが、Gmailは特に設定する必要もなくすぐに使い始められるのでフリーメールとしてオススメです。 また、旧端末で利用していたamazonや楽天といった通販サイト、他にもポイントサービスなどの会員登録時に登録したのがキャリアメールであれば、全て変更しなければならなくなります。

携帯キャリアに貯まっていたポイントが無くなる

携帯キャリアに貯まっていたポイントが無くなる

携帯キャリアの端末を使用していると毎月の利用料に応じてポイントが貯まっていきます。その貯まったポイントで、様々なものに利用できますよね。 結論から言えば、携帯キャリアから格安スマホに乗り換えた場合、それまでに貯まっていたポイントが全て消滅してしまいます。なので、格安スマホへ乗り換えをする際には、残っているポイントを確認して、商品やギフトカードなどに交換してから格安スマホに乗り換えをしましょう。

おサイフケータイが使えなくなる

現在、三大キャリアで販売されているスマホの大半はワンセグに対応しており、おサイフケータイを利用している方も多いかと思います。 しかし、格安ケータイの大半はワンセグに対応しておらず、おサイフケータイの機能を内蔵していないのが現状です。 そのため、これまでスマホでsuicaやnanacoなどおサイフケータイを利用している方は、格安スマホへ乗り換える際には使えなくなってしまうので、事前にサービスを解約するか、カードタイプに変更しておく必要があります。

キャリア決済に対応していない

基本的にMVNO業者ではキャリア決済に対応していません。 他の支払い方法に対応できるサービスなら他の方法で、キャリア決済にしか対応していなければそのサービスは諦めて解約するしかありません。 また、どうしてもキャリア決済を利用したいという方は、Y!mobileなら三大キャリアよりも安く、しかもキャリア決済に唯一対応しています。 Y!mobileは、ソフトバンクのブランドという扱いのためMVNO業者というよりもキャリアに近い存在なので、料金を下げつつキャリア決済を利用できる唯一の格安スマホと言えるでしょう。 今まで携帯キャリアを利用していた方は、使えなくなる機能やポイントなど無くなってしまうものもあります。格安スマホに乗り換えをお考えの際には、以上のような不具合が多少発生することは理解しておきましょう。

まとめ

格安スマホに乗り換えた場合のデータ移行については説明でしたが、ある程度はご理解していただけましたか? 電話帳、写真・音楽といった大事なデータや、LINEやアプリと言った現在社会の必需品までデータ移行することができます。一部、メールやサービスに引継ぎできないものもありますが、代替えできるものもありますので、乗り換えを検討される際には確認しておきましょう。 結論、格安スマホにしても、今まで利用していたデータを移行できるという事は覚えておいてくださいね。

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